おばちゃんと(3)

怒っている叔母の後を追いかけるのは気が重く、足が進まなかった。
ようやく駐車場に着くと、他の車はみんな居なくなってて、おばちゃんがひとり車の外で待っていた。
「ごめん、そんなに怒ったつもりなかったんだけど」
俺が何か言う前に、おばちゃんが謝ってきた。
車に乗り込んでも、エンジンをかけずおばちゃんは前を向いたまま、しばらく無言だった。
少し蒸し暑さが残る車内で、俺もおばちゃんに謝った。
「あんなことして、ごめん」
そういうと、おばちゃんは
「もう、ええよ。こっちも、悪いんやし」
おばちゃんはこっちを向いたが、暗くてどんな表情をしているのかわからなかった。
俺もおばちゃんに顔を近づけた。
互いの唇と啄み、舌先を触れさせた。
恐る恐るおばちゃんの出方を伺ってると、すっと唇が離れて首に抱きついてきた。
ドキンドキンと心臓が波打っていた。
また怒られるかもしれないと思ったが、手が自然にノーブラの乳房に被さった。
おばちゃんの手が重なってきて、
「こっち・・・」
と、胸の谷間に導いた。
「ドクドクしてるのわかる?」
おばちゃんがそう言った。

「タカ、彼女おるの?」
首筋に抱きついたまま、おばちゃんが耳元で聞いてきた。
「おらんよ」
「好きな人ぐらいおるやろ?私とキスしてよかったん?」
好きな人と聞かれて、おばちゃんのショーツでオナニーしたとか、そういう淫らな目で見ていたことをがグルグルと頭を回っていた。
あの・・・ん・・・
俺はなかなか言葉が出てこなかった。
「今、ふたりだけやし・・・ねぇ、タカが思ってること、教えて」
「おばちゃんとキスしたかった」
「なんで?私、タカよりもめっちゃ歳上やし・・・」
おばちゃんの声は優しかったが、チクリと棘のあった。
「おばちゃんのこと、マジだよ」
「このまえ、久しぶりに会ったのに?」
「なんか、一緒におったら・・・よくわからんけど、おばちゃん好きになってた」
おばちゃんは同居してるときよりも、ずっと可愛く見えた。
「もう一回聞くけど・・・からかったりしてないよね?」
「絶対に違う!」
疑ってるおばちゃんをぎゅっと抱きしめた。
おばちゃんは俺の肩をそっと触って
「うん・・・タカの言うこと信じる。
じゃあ、私もホントのこと言うね」
そういうと、ぎゅっと抱きついてきて
「私も、好きになってん、タカのこと・・・もう恥ずかしいから言わんよ」
おばちゃんは照れてそう言った。

おばちゃんがゆっくりと首から離れると、暗闇の中でまた唇を合わせた。
長い時間、舌を絡ませあい吐息を交換した。
またTシャツをたくし上げて、暗がりに浮かぶ真っ白な乳房に指を食い込ませた。
そしておばちゃんの固くなった乳首に吸い付き、何度も舌先で転がした。
ハァハァとおばちゃんの荒い息が車内の蒸し暑さを増した。
「許していいのは、ここまでだからね」
何度も俺に言い聞かせて、乳首に吸い付く頭を撫ぜた。
ショーツの中には手が潜り込んでて、陰毛の茂る恥丘を撫ぜていた。
「もう少し、奥を・・・うん、触るだけやよ」
おばちゃんに促されて、陰毛に埋もれた敏感な突起を探り当て、ヌルヌルに濡れている薄いビラとその中心に触れた。
車内に切ない声が何度も漏れた。

おばちゃんが車のエンジンをかけて、駐車場を出ると、
「今あったこと、絶対内緒やからね」
と念入りに釘を差した。
それから、家に着くまでの間のこと。
「甥っ子と、エッチして子供できたら困るし」
おばちゃんはそう言った。
「ちゃんと避妊する」
そう言っても
「ダメやって、近親相姦ぐらい知ってるやろ?」
いけないことだと理解してても、おばちゃんの言葉がどうにも腑に落ちなかった。
「まぁ、フェラチオぐらいやったらね」
そんな俺の不満を見抜いたのか、おばちゃんはそう言った。
「けど、私、お母さんとすっごい似てるし、顔見えたら勃たないんじゃない?」
おばちゃんは意地悪っぽく笑った。
「今だって、おばちゃんの顔見て勃ってるけど?」
「そう?」
と、からかうように言うおばちゃんと信号待ちのたびに唇を合わせた。
同時におばちゃんがテントに手を重ねてきた。
「こんなに固いの?」
と苦笑した。

「おばちゃん、彼氏とかおったん?」
ずっと気になってたが、地雷を踏まないようにとドキドキした。
「ちょっと待って、先にコンビニ寄っていい?」
おばちゃんはコンビニに車を入れると、飲み物とタバコを買ってくると言った。
俺がトイレから戻ってくると、外で一服していた。
見た目からは、想像がつかないが、おばちゃんは時々タバコを吸っていた。
自分の部屋か、知りあいのいないときにしか吸わないと言ってたが、俺といるときはこうやってよく吸ってた。
タバコを消すと、腕を組んできて
「彼氏、ここにおるやろ?」
と笑った。

「今日だけ、約束ね」
離れの入り口で、もう一度おばちゃんとハグをした。
おばちゃんは明後日に自宅に戻るが、明日は親戚がうちに集まるから、今日が最初で最後だと言った。
帰宅すると両親はまだ起きていたが、シャワーを浴び、もう寝るからと自室に戻ったあと、そっと抜けだした。
おばちゃんとの約束の時間より、少し早かったせいか、おばちゃんは部屋にいなかった。
全裸になると、ベッドでタオルケットに包まっておばちゃんを待った。

自宅に戻ってきても、なかなかおやすみという気になれず、離れのそばでおばちゃんと手を繋いで月のない夜空を見ていた。
これが最後とキスしたときに、ふいにおばちゃんが抱きついてきた。
「このまえね、お見合いパーティしてきてね・・・今、彼氏おるの」
「タカのこと、本当に好きだけど・・・ごめん」
叔母をぎゅっと抱きしめた。大好きだから、本当に祝福したかった。
「今日だけ・・・タカの彼女でもいい?」
おばちゃんが耳元で小声で言った。
「一緒のベッドで寝よっか?」
「いいの?」
俺もつい小声で応えてしまった。
おばちゃんは笑って、
「じゃ、12時にね。私の部屋に来て」
と約束した。

しばらくまっていると、おばちゃんの部屋のドアが軋んだ。
部屋の明かりは真っ暗にしていた。
「タカ、いる?」
小声でおばちゃんが声をかけた。
「うん、待ってた」
部屋を暗くしたまま、おばちゃんが入ってきた。
窓から入る月明かりや街灯もなく、おばちゃんのシルエットが微かに見えるだけだった。
慎重に入ってくる様子に、明かりを付ける?と聞くと、
「待って、まだダメ」
と、ベッドのパイプを掴むと上陸してきた。
ギシギシとベッドを軋ませて、ベッドに横たわるとタオルケットを剥ぎとって抱きついてきた。
おばちゃんの柔らかい素肌が俺の素肌と擦れた。
ゆっくり抱き合うと、俺の身体に柔らかい乳房が押し付けられ、包皮から剥けてまもないペニスがショーツ越しに下腹部を擦った。
おばちゃんの身を包むものは、この薄布一枚だけだった。



发布者 kilio9
8 年 前
评论
账户以发表评论